2007年09月29日

安野モヨコ「働きマン」を読んだ

安野モヨコ働きマン」を読んだ。
編集者という泥臭い仕事をあれだけかっこよく描けるのは素晴らしいと思った。
読み物としてとても楽しいから、本としての役割は十分果たしている。
また、編集者の仕事の仕方、職場、人間関係などをかなり詳細に描いている。
ただ、雑誌業界と多少付き合いがあった私としては、
編集者という仕事の嫌な部分をサラっと表面的にしか触れて
ないなぁという印象をうけた。仕事の醍醐味の部分だけを
とりわけ強調しているように見えた。
たしかにこの漫画はリアルだが、あくまで仕事が大好き、
仕事しかない、仕事に前向きな人の視点だ。
なので、読んでいて仕事に対するやる気をもらえる
のだが、自分とは違う視点なので疲れもする。

この作品は、私の以前の職場の人物をモデルとしている
のかと思うくらい似ていたなと思った。

「リベラル」な女性について描かれた本であり、
「リベラル」な女性、あるいはそれに憧れる女性が
読む本だ。なので、基本フェミニストである「リベラル」
な男も読みうる。

ただ、不思議なのは、「リベラル」な女性はがむしゃらに
働きたがり、「リベラル」な男性はプライベートを大事に
しがたる傾向があることだ。
「リベラル」は男女で同じ意味であるはずなのに、
結果が違って出てくる。もしかすると、ここでの
「リベラル」は「既存に反抗する」ということ
でしかないのかもしれない。では、真のリベラルとは
何であろうか?

また、この漫画は「リベラル」な女性の視点のくせに、
かっこいい男の上司っぽいキャラが固定化されている
のが気になった。どこかお父さんのように包んでくれそうな
、色んな悲しみを知っていて寂しい目をし、飄々と生きている
感じの男。
そこにはやはり、「守られたい」という視点を感じる。
男モードでバリバリ働きますが、やはり甘えられる逃げ場を
残してしているのだ。

では、なぜ逃げ場を作る必要があるか?
それは、「男スウィッチ」という言葉を見れば分かる。
これは現状の社会における男並みに働くということだ。
男の負担を下げて女の負担を上げ等しいレベルにした後の
「男モード」ならこんな甘えは残らないであろう。

なので、この漫画は真のリベラルではない。
「リベラル」に憧れる女性に向けたファッションのように
「リベラル」を提案する作品だ。
これに影響を受けた女性が芯のない男に対して
辛く当たるのが懸念される。


関連ブログ:
http://d.hatena.ne.jp/takashi1982/20071009
http://www.rgs680.com/ashi/puchireview/hatarakiman.html


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2007年09月26日

人材紹介会社との面談

昨日はある人材紹介会社のコンサルタントと面談した。
まぁ、会社を一年で辞めてのらりくらりしている私なんか
馬鹿にされるかもと多少冷めて行ったのだが、
別にそんなこともなく、割と真剣に相談にのってくれた。
といっても私は具体的に相談することなどなく、
なんとなく人の意見が欲しかったのだ。
自分一人で就活をしていても煮詰まってしまって先に
進まない。新鮮な風が欲しいなと。

彼はまず、「正直になりましょう。」と言った。
そこで私は「あぁ、これは別に採用面接ではなく、
かっこつける必要はないんだ。」と少し安心したが、
完全に正直になれることはなかった。
自分の時間が欲しくて会社を辞めた、そんなに長時間働きたくない
など言えない。

まぁ一人でネットで選んでても全くピックアップできなかったが、
人に相談するとすぐにポンポン案がでてくる。
これを期待していたわけだが。すごく受動的な就活。
だって、働きたくないんだもん。
でも自分で生きてきたい。まぁ今も自分の貯金で食ってるけどね。

昨日細木数子の番組で100名の高校生が出てきて、
色んなアンケートをし細木が説教するという番組があった。
半数以上の高校生が「ずーっと高校生でいたい。」という
答えを出していた。
これは、私のようなものには不思議でもなんでもないわけであるが、
出演者の上からの説教に非常に腹がたった。

てめーらみてーになりたくないから一生高校生でいたいと思うんだろが。正直、日本は大人になるほど馬鹿になる傾向が強い。
24を過ぎると頭が固くなる。
こういう大人になりたいという像が全くもてない。
堀江みたいな自由人はつぶされてしまうし。
出る杭は打たれるから、結果的にみんなだめな大人になる。

細木やタッキーが尊敬できないからって批判するわけじゃない。
若者に言葉で説教するんじゃなくて、自分のようになりたいと思われるように行動でしめせ。言葉で言った瞬間すごくかっこ悪くなる。
自分の生き様で教育するしかない。








ラベル:転職
posted by 横浜振動 at 12:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 働くということ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月24日

法律と慣例のせめぎあい

社会のルールは大きく分けて二つあると思う。
一つは明文化された法律。もう一つはなんとなく社会に根付いている慣例。前者は基本的に一つの社会に一つだが、後者は何段階ものレベルに分かれている。

この法律と慣例のせめぎあいが、世の中の問題を多く生んでいると思う。例えば、談合。土建屋業界の慣例では、談合することがよいこととされているんだと思う。慣例の中で生きていると、法律を傘に批判してくる連中が、「犯罪者」に見えるのだろう。
また、企業内の搾取構造もそうだ。経営者の慣例では、労働者を法律の基準以上にこき使うことは別に悪いことではない。なので、労働問題が多発する。

法律は、その通りに社会を運営すれば効率よく社会全体が機能するように作られている。だが、諸々の慣例が法律通り社会を運営することを妨げている。日本人の売りはチームワークや協調性とよく言われるが、社会全体の効率を慣例によって落としている。ヨーロッパの国、例えばオランダは、法律を変えることでドラスティックに社会構造を変えることが可能な国である。ワークシェアの取り組みも成功している。
日本が社会を改善できない理由は、このような慣例が法律を妨げているからではないか?チームワークが売りなはずの日本人だが、国全体の規模になるとあまりチームワークが機能しない。

欧米人は法律が一番だと考えているので、効率よく機能するのだ。日本では法律が一番だと思いたくても思えない土壌がある。法律を遵守すると慣例を破ったりして損をすることが多々あるからだ。なので、日本では法律を見つつ横目で慣例にも注意を払わなければならない。だから、ドラスティックでパワフルな改革にもパワーが出ないのだろう。
ラベル:法律
posted by 横浜振動 at 18:23| Comment(0) | TrackBack(0) | いやらしい思索 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

梅田望夫「ウェブ進化論」を読んだ

梅田望夫の「ウェブ進化論」を読んだ。

賞賛も批判もしないが、インターネットを日々使っている人は感覚的に分かっていることなので、そういう人に改めて説明する必要があるのかは疑問。ネットのことがあまりわかっていない人が読むとそこそこ勉強になるかもしれない。とりあえずgoogleはすごくって、yahooや楽天はまだまだだってはなし。

ただ、こういう本てどうせ3年もしたらあまり価値がなくなる内容だと思う。ネットの話するにしても、もっと深くて普遍的なテーマのほうがいいかもね。
ラベル:web Web2.0 IT
posted by 横浜振動 at 17:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月19日

今日見た夢の話

一ヶ月のオーストラリアの短期留学で仲良くなった

日本人の友人と帰国後、日本であっている僕。

僕を含め7人くいたが、なぜか全員武装している。

武器は西部劇に出てきそうな古めかしい銃だ。

長さは人それぞれで猟銃のように長い人もいれば、

警察官が持っていそうな短い銃の者もいる。

銀ピカで綺麗な銃を持っているもの、

真っ黒で泥まみれの銃のものもいる。

僕らはなぜか僕の横浜の実家に行くことになる。

歩いて移動している間、その中の女の子が、

またオーストラリアに長期で住むという話になる。

僕が「お金とかはどうするの?」と聞くと、

その子は「ちょっと著作権で定期的に収入ができそうなの。」

という。しかし、僕は知っている。彼女がネットワークビジネス

という名のねずみ講に参加していることを。彼女は

それを生活費のあてにして行くのだろう。

ようやく僕の実家に着き、みんなで居間で一息つく。

しばらくすると、一人の男が、「敵襲だ!」と叫んだ。

みんな自分の銃を手に取り、それぞれの持ち場についた。

だが、敵はなかなか家までやってこない。

そこで、僕ともう一人の男が偵察に行くことになる。

その男は僕より10mくらい前を歩いている。

そこで、一人の男の敵が「うわ〜〜!」と叫びながら

飛び出してきた。銃ではなく、日本刀を持っている。

なぜか我々も日本刀しか持っていない。

10m先を歩いていた仲間は、敵に気付かれなかった。

僕だけ気付かれ、僕の方向に敵が突進してきた。

気付かれていない仲間はじっと動かず助けに来てくれない。

敵は見覚えのある顔だった。

オーストラリアで会った日本人男性だ。

白い和服のようなものを着ている。

僕は恐ろしかったが、必死にもみあっていると、

彼は刀を落としてしまった。

僕が刀を振りかぶると、彼の顔がこわばる。

僕は必死に彼の胴体を切りつける。

致命傷を負ったはずだが、彼はまだ

素手で対抗しようとしてくる。

しかし、彼の力は弱っている。

今度は刀で彼の胸を突き刺した。

僕と彼の視線がぶつかる。

彼の表情がだんだんと怒りから悲しみへと変化する。

彼は目をあけたまま死んだ。

ようやく銃で武装した仲間達がでてくる。

助けてくれなかった仲間も、

何食わぬ顔で戻ってきた。

しかし7人いたはずの仲間が一人減っている。

その仲間は、そこに白い和服を着て血まみれで

死んでいるのであった。

ラベル: 戦争
posted by 横浜振動 at 13:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月17日

映画「ねじ式」を見た

映画「ねじ式」を見た。

つげ義春氏の原作が大好きでこの映画を見たわけだけど、正直いまいちだった。漫画の絵じゃないとシュール感が出ないということだと思う。

ねじ式だけでなく、つげ氏の作品を満遍なくつなげている。
これ最初に見て漫画を見なくなってしまうのは困るなと思った。
posted by 横浜振動 at 18:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「アイデン&ティティ」を見た

映画「アイデン&ティティ」を見た。
面白かった。

何かしら文化系の夢を持っている人間は非常に共感できる映画なのではないか?
就職か夢か、売れ線かやりたいことか、仲間との不和、理解ある恋人。
そのようなテーマは非常に共感を持てた。
posted by 横浜振動 at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ガン・ホー」を見た

映画「ガン・ホー」を見た。

この話は80年代の日米経済摩擦の時代、日本の自動車会社がアメリカのとある街の工場に進出するというもの。日本から来たビジネスマンとアメリカ人労働者の軋轢を描く。

あまりに類型的に日本人ビジネスマンを描いていたので、おかしかったが、あながち冗談でもなさそうだと思った。私がいた会社も同じような感じだった。会社のためにただで残業する、上司には意見しない、など。主人公が日本人工場長と言い争うシーンで、「アメリカ人はみんな自分を一番だと思っている。自分を特別だと思っているんだ。」と主張していたのが印象的だった。

安易に二分するのは良くないと思うが、「日本人は集団のための個人」、「アメリカ人は個人のための集団」ということになっている。
なぜこのような差があるのだろうか?なぜアメリカは自分が一番という人間ばかりなのに社会として成立するのだろうか?
posted by 横浜振動 at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

起業家のオフ会に参加

先日私は人生で初めてオフ会というものに参加した。
某SNSの起業家のオフ会である。
当然私は起業なんてしていないので、
行ってよいものかと心配であった。

いざ行ってみるとオフ会ってこういうものか
という感じ。別に、みんな普通の人。
ただ、起業しているだけあって我が強そうな人
ばかりであった。

どんな人がいたかというと、
・不動産会社にいるけど今後不動産で起業したい。
・人材派遣のシステムを売る会社を起業した人
・農業で起業したい人
・税理士で独立した人
・医療コンサルタント
・入力業務の会社

起業する人っていうのはこういう人なんだぁと
勉強になった。私は自分のことで話すことがないので
困ったが、まぁ面白かった。
実際、資金繰りとかアウトソースとか
いろいろ大変そうなんだと思った。

まぁ、これで起業するっていう領域がないと
厳しいかもしれないな。誰かのアイディアに
のっかるのはちょっと難しいかもね。

自分の場合はアート・音楽かな。














ラベル:起業 オフ会
posted by 横浜振動 at 01:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月15日

今日見た夢の話

いつもと違う雰囲気の近所を僕は歩いている。

トイレを借りにドトールに行くと、

なぜか一流大学に行っていた友人が掃除をしている。

僕はまた歩き出したが、ワイシャツとトランクスしか

着ていないことに気付く。皆が僕を変な目で見る。

恥ずかしくなってドトールに引き返す。

トイレのドアを開けようとすると鍵がかかっている。

がっかりしていると、店員が「服をお忘れのお客様ですね。」

と、綺麗にたたんだ僕の服を渡してくれた。

その夜、高校時代の仲間と同窓会。

一通り飲むと、いつもの流れでキャバクラに行く。

とてつもなく大きな扉で中世のお城の門ようにいかめしい。

おばけのホステスしかいないのではとたじろぐが、

みんな普通に入っていく。

入ると中はジュリアな東京のように、

盛り上がっている。いる人もバブリーな格好をしている。

そこで目がさめた。今まで眠っていたのに、

すごく脳が疲れている。
ラベル:
posted by 横浜振動 at 02:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「日本以外全部沈没」を見た

友達に薦められて「日本以外全部沈没」みる。
そんなに面白いかな。
最初の、ロシア大統領が日本首相に「北方四島ロシアじゃない。」
とこびを売ってるとこしか笑えなかった。

でも、こういうやすっぽい映画がたくさんできたら
面白いかもね。

posted by 横浜振動 at 01:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月14日

中沢新一「アースダイバー」を読んだ

文化系トークラジオLife柳瀬博一氏がお勧めしていた、
中沢新一氏のアースダイバーを読んだ。

東京の街を縄文地図を持って散策し、縄文から現代へのつながり、
を解き明かしていくというような作品。各地の都市伝説的なもの
が知れる。そこそこ面白かった。

銀座に広告会社が多いのは、山東京伝から始まっているなんて
知らなかった。江戸時代から脈々と受け継がれているもの
なんだ。

ところどころにちょっとエロテーストがあるのが最初疑問だったが、
週刊現代に連載していたものと知って納得。むしろ週刊現代で
あそこまでアカデミックなものをやるんだ、と思った。
posted by 横浜振動 at 12:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月13日

日立WOOOで「太陽の帝国」を見た

なぜか宣伝っぽい文章で始めますが、
私は日立とは無関係です。

液晶テレビ、日立WOOO37型のL37-XR01を我が家で購入した。
ソニーのトリニトロンが壊れたため、30cm四方くらいの
小さなテレビが半年位我が家のメインテレビであったため、
ものすごい差だ。

日立WOOOを買った理由は、ハードディスクに録画できる。
外部ハードディスクに保存できる。液晶がIPSで視野角が広い。
スイーベル機能でリモコンでパネルを左右に振れる。
(このスイーベル機能がかなりデカイ)
ちょっと画面が厚めだけど、他の機能の面で勝ってたので
決めた。

あと、DVDプレイヤーも購入。HDMI対応だった、pioneerの
DV-600AVを購入。さっそくHDMIケーブル(高い!)、
テレビ台も購入しセッティング。

今日さっそく見たのは、スピルバーグ監督が
1987年に発表した「太陽の帝国」を見た。

この映画は自分が中学のときビデオで見て大好きになった
映画。

DVDのため、ハイビジョンほどではないが、
今までの小さいテレビに比べて格段に綺麗。
映画ってやはり映像なんだ、と実感。
今まで気付かなかった映像上の演出が見えてくる。
フォーカスをわざと近くにしたり遠くにしたり
という演出の意味がすごく伝わってくる。

この映画をなぜ好きか。
まず映像がきれい。上海の街並み、中国の砂漠の夕日。
心を奪われる。旅をしているような気持ちになる。

あと、演出が派手。すごく自然に見えるんだけど、
よく考えるとありえない展開がよく起こる。
日本軍の戦闘機を主人公の少年が歌で見送ったあと、
すぐに撃墜されたり、とか。
そういう見せ方がエンターテイメントとして卓越してる。

あと、少年の屈託のなさ、優しさ、たくましさ。
すごく好ましい。

映画が終わった後、終わってしまった、という感覚になる。
スピルバーグはいいなぁ。

いやぁ、これから映画三昧の日々になりそうだ。







posted by 横浜振動 at 22:44| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月10日

本田信一「内向型人間だからうまくいく」を読んだ

文化系トークラジオLifeのサブパーソナリティの斎藤哲也さん
がおすすめしていたので本田信一さんの「内向型人間だからうまくいく」
(PHP研究所)を読んでみた。
斎藤哲也さんはLifeのなかでも、「働く」ことに関すること
に関心が強いかたで、文化系書店Life堂という企画の時も
「働く」ことをテーマにした本をたくさん紹介している。
私はそれらの本をほとんど全て読んだが、どれも非常に
よかった。

本田さんのこの本を読み、まず、私に近い人間がいるんだと
知り勇気付けられた。内向型の人間でも、無理に外交型に
なろうとしなくてもいいんだ、と気持ちが楽になった。

私もやはり、外交的になろうなろうとしてきて、
非常に苦痛な思いをしてきたと思う。
ただ、その努力が中途半端に実って、第一印象で
外交的な人だと思われたり、悪いときは軽薄な人だと
思われることもある。
だから、本田さんがいう内向型の人間とは微妙に違う
のかもしれない。本田さんのいう内向型の人は、
ひっこみじあんということはあるけど、ずるをしなかったり
優しかったりという非常にいい部分がある。
でも、私は内向型であるにもかかわらず、
状況によってずるをしてしまうだろうし、
意地悪をしてしまうこともある。
時には、攻撃的になってしまうこともある。
内向型であるにもかかわらず目立ちたがりやであったり、
お金が大好きだったり、異性を外見で評価してしまったりもする。

なので、本田さんのいう「弱くてやわらかい者が生き残る」
というのに私はあてはまらないかもしれない。
でも、生きることは苦しいこと、悩み続けることという
主張は、「あぁ悩むことは正常なんだ。」と思わせてくれた。

また、本を読むことだけで問題が解決するわけではない、
というのも誠実さが伝わる。そのとおりだと思う。
本はやはり人の意見。それをヒントに、現実世界を
自分自身で生きていって、自分なりの生き方をみつける
ということだと思う。


posted by 横浜振動 at 13:44| Comment(6) | TrackBack(1) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月09日

会員制倉庫型店舗「コストコ」@横浜市金沢

昨日は家族で横浜の金沢区にある会員制倉庫型店舗「コストコ
に行った。

ぬぎっばなし
ぬぎっぱなし

金沢は港が近く、倉庫がたくさんあるのでが、
倉庫でそのままモノを売ってしまおうという
コンセプトをアメリカからもってきてできたのが
コストコだと思う。
おそらく輸送費なんかが浮くので
安くできるという発想だと思う。

最初来て驚いたのが、4200円払って会員にならないと
中に入れないというもの。
すこし違和感があったが、わざわざ遠くまで来たし、
一年以内に解約すれば戻ってくるというものだったので
仕方なく入った。ちなみに家族で4200円ということらしかった。

コストコ1

天井が高くて広々していた。日曜ということもあり
混んでいて歩きづらかった。大きなアメリカ式のカートを
採用しているのだが、それを持たなきゃ中に入れないという
決まりもあった。軽く買い物したい人には不便かもしれない。
食べ物はかなり大きなパッケージとして売られている。
さんまが7本約500円でお得な感じがした。

でも多くの日本人家族にとっては、
そんなにたくさん一つの食材を買うのは適していない
気がする。日本人は少ないものを幅広く買える方が
合っている気がする。コストコはぶっちゃけて、
広い店舗の割りには商品の数が少ないと思う。
というのは、倉庫なので、同じ商品を大量に重ねて置く
ため、あまり種類は増やせないのだと思う。
また、そこまでのお得感は感じなかった。
4200円を払って入会するのだから、
もっと秘密めいたお得感、安さがほしいが、
そんなに普通のスーパーと変わらない気がする。
種類でいえば日本のスーパーやデパートのほうが
格段に多い。

コストコ2

店員もアメリカ式の働きかたで
ぶっきらぼうな人が多かった。
外国人の店員が印象的だったが、
あの人達はアメリカから派遣されて、
コストコ方式を指導している人なのだろうか。
それとも単に日本にいる外国人を雇っただけだろうか。
前者の場合、一スーパーの従業員で海外駐在ができる
というのは、面白いなぁと思った。(スーパーの人に失礼か)

こう考えるとコストコに行くメリットってなんだろう
と思う。そこまで品揃えも多くない。破壊的に安くもない。
おそらく、知人と数人で行って、大パッケージの食材を買い、
分けるのがいいかなと思う。


関連ブログ:
http://takayumi.at.webry.info/200702/article_13.html#trackback

posted by 横浜振動 at 12:28| Comment(0) | TrackBack(0) | くだらん産業分析 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

無職の夏の夜

無職の夏の夜


扇風機を回す必要もなくなった九月の夜

コオロギの鳴き声と鳴き声の間の短い静寂の中

遠くで走るバイクの音も涼しげに聴こえる

私の恥ずべき人生が全身の毛穴から溢れ出し

体を一気に冷却させる

自分の脳の一部をスープに入れて

煮込んでしまいたいほどのいたたまれなさ

路頭に迷う感覚

こんな時愛する人がいればどんなに違うだろう

自分はこうして一生独立できないのだろうか

自分を友達ランキングのベスト10に

入れてくれる人が一人でもいるだろうか

蛍光灯を明明とつけたまま

私は今日も眠りにつく
ラベル: ポエム 無職
posted by 横浜振動 at 11:50| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月08日

12チャンネル

12チャンネル


アニメが多い日経の子会社

お昼の映画はエロそうでエロくない

バラエティでは

未だにパフパフとか鳴らしてる

TVチャンピオンになったって

誰も食えていけねー

鑑定団は

やっつけ仕事

彦麿が幅をきかす

そんなちゃんねる
posted by 横浜振動 at 11:19| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月07日

つげ義春「つげ義春とぼく」を読んだ

たま石川浩司さんが著作で好きだと言っていたので読んで、
つげ義春が好きになった。
まんがは一通り図書館で読み、周辺のエッセイなどにも
手を出したくなっていくつか読んだ。

つげ氏は現在もさまざまなアーティストや文化人から
好かれていてたまに紹介されたりするので、
ある層の人から人気がある。

「つげ義春とぼく」は旅行記の部分、自叙伝の部分、
夢を記述した部分にわかれている。また、いくつかの漫画作品も
のっている。

つげ氏のギャグはシュールだ。「ギャグ」と一まとめにすると
語弊があるかもしれないが、あえてそういわせてもらう。
なぜこのようなシュールさが出せるのか。
つげ氏はあまり性格がよくない。一般的な価値観でいうと。
嫌なことは避けるし、人の弱い部分をよく見てるし、
これといった勇気や根性もないと思う。(大変失礼だが)
でも、シュールなギャグというのは、どこかいじわるで卑怯な性格がないと
できないと思う。だが、その性格の悪さを隠したりしない。
だから、いじわるで卑怯な読者がつげ氏に共感するのだと思う。
本当に素直で優しい人はつげ氏の作品を読んでも
たんなる「ゲイジュツ作品」に見えてしまうだろう。

各地の温泉地を旅するが、この人は本当に廃れた
場所が好きなのだなと思う。私も、うさんくさい場所、
人間くさい場所がわりと好きなのだが、
あれはなんでだろう。なんで楽しいのだろう。

夢を記述した部分は、この人の自分の内面を見つめる
能力の高さに驚かされる。夢などのなんらかのイメージは
みんなわりと持っていると思う。でも、こんなに
詳細に記述できるのは、本当に冷静に自分の心を
観察することができるからだろう。
これを読んでいると、幻想的な気持ちになり、
自分も夢を見ているような感じになる。

自叙伝の部分。若いころは本当に苦労したのだな。
でも、それがこの人の怠け癖からきたものか、
環境からきたものかはわからない。
でも怠けものだからこそああいう作品が作れるのだ
と思う。


posted by 横浜振動 at 15:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ようやく就活

ようやくリクナビネクストに登録した。
以前いた会社名とか入力するのは
抵抗があった。その会社の人事担当者が
見てしまったらどう思うだろうかと心配だったが、
一応特定の企業に見せないようにブロックできるみたい。
それでも心配だな。知り合いで人事部とかにいってる人が
見れたりするのかな。

入力で一番困ったのが、
「次のキャリアで実現したいこと 」という欄。
別にそんなのない!食えればいい!
労働条件がよければいい!

学生のとき、自分の職業について熱く語れる人が
不思議だった。本当に心のそこからその仕事がすきなの?
という疑問をいつも持っていた。
趣味が仕事になっちゃった人は納得できるが。

社会人になればそういう感覚がわかるのかな、
と思っていたが、1年ちょい働いてみた結果、
全くそういう感覚が生まれない。まぁ、期間が
短すぎるかもしれないが。
ほぼ学生の時と感覚が変わってない。
少しだけ変わったのは、学生のときは「就職しなきゃ。」という
固定観念だったが、今は「食ってかなきゃ。」というように
少し幅が広がったこと。

なので、次のキャリアで実現したいことなんかない。
というか、そんなのみんなあるのかな?
そんなに計画立てて人生送ってるのかな。
俺は究極の行き当たりばったりだ。

でもその欄も埋めなきゃオファーが来にくいので
なんとか書かなきゃ。
くだらないことしかかけないよ。困ったな。




posted by 横浜振動 at 11:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 働くということ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月06日

なぜ会社を辞めたか

相当ガキな考えなので仕事を持っていてる方で
この文章を読んで不愉快になる人もいるかもしれません。
あらかじめご了承願います。

私が会社を辞めて4ヶ月が経ってしまった。
本当にあっという間であった。
この期間私は何をしていたのだろうか。
会社にいるときできなかったことを
めいっぱいやると同時に
労働観や仕事観の本を10冊以上は読んだ。
その読書から得られたものは何だったのだろうか。
正直いって読書から多くのものを学べるとは思えなかったが、
一つ分かったことがあるとすると、
「自分で食っていければ誰も文句は言わない」
ということである。

「好きなことを仕事にする。」という一つの考えかたがある。
私は学生の頃から、好きなことっていうのが、馬鹿デカイこと
である人はどうするのであろうか、という疑問を持っていた。
そういう人の事を、「現実と折り合いをつけなきゃダメだよ。」
という人がいるが、折り合いをつける=好きなことをやってない、
ということになると私は思う。好きなことに制限をつけていたら、
それは好きなことではない気がするのだ。

このような思考のどうどうめぐりを学生の頃からずっと
してきたわけであるが、大人と言われる年齢になり、
一つの会社を経験し退職すると、親のもとにいづらくなる。
生活費その他貯金から払っているもののいづらくなる。
その感覚を味わっている現在、一つの結論に思い至る。
「あぁ、結局自分で食えればいいわけね。」ということだ。
この今考えると至極あたりまえな感覚が学生のころはなかった。
仕事に関して、「好き」とか「稼げる」とか「成長できる」とか
そういう付属的な面ばかり見てきた。
結局一番大事なのは、「自分で食ってく」ってことなんだと。
なぜ人は働くかという質問の正解は「食ってくため」が
正解だと思う。

この質問に対して、「仕事が楽しいから。」とか、
「人の役に立ちたいから。」と社会人が学生に対して答えるのは
あまりよくないことのような気がする。
このような答えは、仕事の一番大切な部分から
目を離させてしまうと思う。
宝くじで10億円当たっても同じ仕事を続けると
胸を張って言える人でないと「仕事が楽しいから」
みたいな答えをしてはいけない気がする。
仕事は食ってくためにする。その代わり、食っていければ
何しても自由。
日本人は(他国は知らないけど)もっと「食っていければ何しても自由。」
という感覚を持ったほうがいいと思う。

それによって、「食うためにはどうしたらいいか。」ということを
もっと深く考えるようになる。「食えるようになったら何をするか。」
ということも考えるようになる。
現在の日本は、食えているのに、「サラリーマン的な仕事」で
ないとダメみたいな固定観念が少しある気がする。
食えりゃいいじゃん!と私は思う。
「食っていければ何しても自由。」ということを学生や
子供達にも伝えていってほしい。

さて、私がいた会社を振り返ってみたい。
会社のいやだった部分をあげておきたい。
この中には辞める理由になったものと
我慢できるものがあるが、とりあえず両方
あげておく。同レベルとして扱うのはどうか
というのもあるが、とりあえず箇条書き的にあげてみる。
かなりわがままなことを思っているのは認める。

1.この会社にいた10年後の自分の姿がリアルに想像できてしまう。
2.プライベートが無い。(残業多い、飲みが多い)
3.長いものにまかれろ的雰囲気
4.新しいことに挑戦できない。
5.尊敬できる先輩が一人もいない。
6.組合幹部が出世コース。
7.メンターがいない。

まぁ細かいところをあげればきりがないし、
いやなことだから、お給料がもらえる
ということも重々承知している。
以上のものがすべて我慢できないわけじゃない。

徹底的に我慢できなかったのは2である。
土日は基本的には休みではあったが、
月1度くらいは出張が入るし代休もとれない。
代休というシステムはあるが、誰もそんなことを
考慮して仕事をしていない。
残業で9時10時はあたりまえで、終電を逃すこともざら。
たまに早く仕事がかたづくと、先輩に飲み行くぞと
連れていかれて、朝方まで飲まされる。
そんなの断ればいいじゃん、と思うかもしれない。
私も会社に入る前はそう思ってたし、
最初はがんばって断っていた。
それが、会社の飲むカルチャーはかなり根深い。
一個人のそういった「わがまま」はねじりつぶされてしまう。
私はそんなに酒に金と時間を使わないで、みんな英会話でも
習えばいいじゃんと思っていた。

このご時世このような会社はざらであることも
友人の話を聞いて知っている。
でも私は趣味を大事にしたいと思っている。
趣味ができないのは、我慢できない。
そういう気持ちをかなり頑固に持っている。
本当にそれだけ。2がクリアできれば
それ以外の項目は実はなんともなかったりする。
どんなにひどい仕事でも自分の時間さえ作れればいいのに、
と思っていた。

辞めて数ヶ月がたち、思うのは、
このような悩みを相談できる先輩が一人でも
いればよかったと思う。(それで問題が解決するわけではないが)
新人の教育は、同部署の先輩にすべて任される。
同部署で同じ仕事をしている先輩は利害関係があるので
悩みなんて相談できるはずがない。
「愚痴言ってんじゃねー!」と怒られるだけだ。
もし、全く利害関係のない部署にメンター役みたいな
先輩がいれば相談できて、もう少し深く考えること
ができたのではないか、と思ってきた。
まぁ、結論は変わらなかったとは思うが。

そのような判断で会社を辞めた現在、
食っていくために他の仕事を探している、
あるいは仕事を作ろうとしている。
友人に起業の話をもちかけられたりもした。

正直いって、趣味の時間を持ちながらできる
仕事が存在するのかわからない。その趣味自体を
仕事にしなければ不可能ではないか、という思いもある。

そのあたりが現在わからないことである。
こんなこと本を読んだからってわかることではない。



ラベル:労働 仕事 会社 起業
posted by 横浜振動 at 15:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 働くということ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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