2007年09月03日

SICKOを見た。

父が見たいというのでSICKOを映画館で見た。

アメリカの保険制度のひどさを糾弾したもの。
アメリカは国が運営する健康保険制度がなく、
民間の保険会社にたよるしかない。
まともな保険会社はほとんどなく、支払い拒否や、
保険に入ること自体を拒否される、というような
問題が多発している。

保険に頼れないため、事故や病気をした場合でも、
治療費が高額になるため、病院を利用できない
患者が続発。医者も治療を拒否し、保険会社の出銭を
抑える医者が優秀とされるというおかしな風潮すらある。

そのような保険制度のだめさを痛烈に批判した
映画である。

とまぁ、内容はこんな感じ。

確かにそうだなぁと思う。フランス、カナダなどは
医療費が無料。誰でも等しく治療を受けられる。
確かに税金は高くなるが、いつも病気や怪我を不安にしながら、
生活すると生産性も落ちてしまうと思う。それよりは、
最低限のセーフティーネットは保障したほうが、
精神衛生上よく生産性もあがるので税収も上がると思う。
なぜその辺をアメリカ政府、国民は理解しないのだろうか。
日本も現在3割負担となっているが、無料にしたほうがいいのでは?

ところで、内容とは別のところで不思議に思ったのが、
なぜこの映画が映画として成立しているのだろうか、
ということ。
父は「賛同者から多額の寄付が集まっているからだろう。」と
言っていた。でも、寄付が集まるなら、政治キャンペーンなわけだから、
映画館で金とる必要ないじゃん。
やっぱり、お金を払っただけこちらは何か啓発されたということ
以外に受け取ったのだろう。だって、啓発にお金払うのって何か
変な気がする。おそらくそれはやはりエンターテイメント性
だと思う。これは政治批判を楽しむというエンターテイメント
なんだなって、勝手に結論付けた。エンターテイメントだからこそ、
映画館でお金をとれる。

もちろん言っている内容は事実なんだと思うし、
私も保険制度に対する問題意識を高めた。
でもこれはエンタメビジネスの一つなんだってことを
意識しておくことも大事かなと思う。
























posted by 横浜振動 at 01:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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